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南風 中城店


南風中城店

南風 中城店 閉店のお知らせ。

誠に勝手ながら、2023年9月30日をもちまして、沖縄県の【南風 中城店】を閉店致しました🙏

非常に悔しく残念です、本当に無念です。

少し長くなりますが、この決断に至る経緯や、今の想いなどをこの場を借りて、お伝えしたいと思います。

創業社長の亡き、山口慎司『大将』の夢でもあり、店長の直輝の夢でもあり、そして僕の夢でもあった『南風の沖縄出店』。その夢を叶えるべく、2019年の10月にオープンしたのが【南風 中城店】です。
みんなの長年の夢が叶うという最高のストーリーのもとスタートしました。

「沖縄で沖縄居酒屋やるんかーい!」というツッコミを受けながらも、名古屋や岐阜で培ってきた南風流の沖縄料理と、南風の鉄板料理や窯焼ピッツァを武器に、沖縄の皆様にも南風を楽しんでいただきたい!という一心で、営業をしてきました。

が、オープンして1か月後に首里城が燃えたり、3か月後にはコロナの影響が出始めたりと、振り返ると最悪なタイミングでの沖縄出店だったなぁと思います。
コロナ禍真っ只中のときは休業や時短営業を繰り返し、何とかやってきましたが、コロナが明けても、僕たちが望むような結果が出せず、やむなく【閉店】という道を選びました。

世の中の出来事や台風など沖縄ならではの自然の猛威、立地条件など『外部要因』に影響を受けたことは事実ですが、結果が出なかった理由は、会社の体制と店の体制の『内部要因』がもっとも大きかったと思います。

大きな壁にぶつかった時、それを乗り越える案、第二、第三の作戦を用意しておくこと、それがあったとしてもそれをやり抜く実力や熱意、知識、魅力、全てにおいて、沖縄の中城という場所で勝負するには、力が足りなかったと感じます。

シンプルに言えば、代表である僕自身の会社のリーダーとしての力不足。これが1番の閉店原因。ブレまくってしまいました、揺れ動いてしまいました。それが認めるしかない事実です。

今回の【南風 中城店】の閉店。会社を人に例えるなら、腕とか足を複雑骨折した様な、大怪我したイメージです。大きな痛みを伴って、肉体的にも精神的にも大ダメージです。
でも治せる大怪我です。決して治せない病気や怪我ではありません。治すには、時間がかかるかもしれませんが、骨はより強くなって治るはずです。そう治すようにします。骨はボキボキでも心は決して折れておりません。

沖縄でお店を出店したこと、中城で商売をさせてもらったこと、そして閉店撤退すること、悩んだこと、迷ったこと、決断したこと、それによって出た結果、正しかったこと、間違ったこと、全てを南風の経験として、財産として、明日への糧としていきたいと思います。

「この苦い経験があったからこそ、今があるんだ」と言える明るい未来を信じて、またみんなで力を合わせて進んでいきたいと思います。

最後に、【南風 中城店】にご来店してくれたお客様、共に働いてくれたスタッフ、チャンスをくれた大家さんや沖縄の方々、サポートしてくれたアサヒビールさまやオリオンビールさまや多くの業者さま、名古屋や岐阜から中城店を支えてくれた南風スタッフ、応援や期待をしてくれていた多くのお客様、関わってくれた全ての方々に心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました🥹

そして、これからも南風をどうかよろしくお願い致します!

南風 代表取締役 毛利 祐紀